Jan 31 266匹目の羊はミーティングに参加する

山頂ミーティング

朝10時から,会社のスタッフミーティング.オフィスに全員は入りきらないので,Mt. Johnの山頂にある建物に15人(Miさんを含め日本人6人,ニュージーランド人9人)と犬1匹が集合した.見回すと,僕以外のスタッフはみんな(正式なスタッフじゃない人と犬は除いて),会社支給の,ロゴの入った服を着ている.えーと,これは暗黙の了解か何かでしょうか?

ツアーの料金を値下げするかどうかとか,お昼のツアーに人を呼ぶためにはどうしたらいいかとか,白熱した議論が2時間も続く.もちろん英語で.大まかな内容は分かったつもりになっていたのに,後で確認してみたら,結構勘違いしていたり抜けたりしていた.ダメだなあ….

ミーティングの途中でいきなり話を振られたので,うろたえつつも何とか,スライドショーやライブ中継に関する予定のことや,Webサイトをリニューアルしたいといったようなことを話した.伝わったかどうかは不明.

次回のミーティングまでには,自分の仕事について,報告できるような進展があるといいな.しっかり動こう.

Jan 30 265匹目の羊はお礼のメールをもらう

初めてのツアーガイド,後日談

16日に初めて星空ガイドをしたのだが,その夜にただ1人日本語ツアーに参加してくださった方から,会社あてにお礼のメールをいただいた.初めてのガイドが,ますます忘れられないものになった.嬉しい.

ありがとうございました.それは,僕が言うべき言葉.

音信不通

先日の日記にも書いたが,ここ数日,本当に暑い.その暑さのため,Tekapoの町全体で,電話が不通になってしまった.さすが田舎….

Jan 29 264匹目の羊は彗星を見る

ポイマンスキー彗星

今夜の星空ガイドツアーは,お客さんの数に対して望遠鏡やスタッフが余り気味.誰も使っていない望遠鏡があったので,今月初めに発見されたばかりの彗星(C/2006 A1 = Pojmanski)を探してみることにした.7等級まで明るくなっているという情報を得たので,星図で位置を確認してみたところ,明るい星の近くにあって分かりやすい.これは間違いなく見つけられそうだ.

予想どおり,すぐ簡単に見つかった.尾は見えないが,コマ(頭の部分)はかなりはっきりとして見やすい.と,お客さんが``What are you pointing at?''とやって来た.``It's a comet.''と答えて望遠鏡を覗いていただいたが,ボヤーっとした小さな塊が見えるだけなので,一般の人にとってはそれほど面白いものじゃないだろうな.とはいえ,彗星を望遠鏡で見たことがある人はそんなに多くないはず.そういう体験をしてもらうのも,ツアーの目的の1つだと言えるかもしれない.

彗星と言えば,2004年の秋(日本では春)ごろに肉眼彗星が2つ(C/2001 Q4 = NEAT, C/2002 T7 = LINEAR)同時に見えていたことがあった.南半球のほうが条件がよかったのだが,Hiさんに訊いてみたところ,やはりちゃんとご覧になったとのこと.羨ましい.

Jan 28 263匹目の羊は口がカラカラになる

緊張

星空ガイドの仕事は,基本的には日本語でやっている.英語のツアーはニュージーランド人のスタッフ(学生のバイト)がやってくれるからだ.ちなみに彼(彼女)らは,日本語はほとんど話せない.

しかし,望遠鏡の数が多かったりお客さんがたくさんいたりすると,当然のことながら日本人スタッフも英語で応対しなければいけなくなる.AucklandのStardome天文台でボランティアをしていたから,ある程度は何とかなるけれど,それでもお客さんにいろいろ訊かれると,緊張して口が渇いてしまう.ただでさえ上手じゃない英語が,さらにしどろもどろ.今夜は,`nebula'(星雲)と言おうとして`nepula'と言ってしまった.音は可愛いけど,何だよそれ.

英語ツアーを担当してくれているスタッフたちは,もうじき学校が始まるのでChristchurchに戻ってしまうらしい.さて今後,英語ツアーはどうなるのだろう?もしかして,僕にもお願いされるのだろうか?ひえー.

Jan 27 262匹目の羊は晴れ続きの空を見上げる

雨の降らない町

Tekapoは晴天率が高い町として知られている.引っ越してきてから約2週間,夜中に雨が降った(らしい)ことが1度ある以外は,まったく雨が降っていない.雨が降らないどころか,曇り空になることさえあまりない(ツアーの中止は2週間で1回か2回).なるほど,確かに晴天率が高い.まさに星を見るための町と言える.Aucklandにいた頃は,1日1回は必ず雨が降るような印象があったので,「NZって本当に雨が多い国だなあ」と思っていたが,まるで正反対だ.

これだけ晴れていても,Tekapo湖の水位はあまり変化がないように見える.それはつまり,水源であるSouthern Alpsのほうでは雨や雪がたくさん降っているという事だろう.

晴れてくれるのは嬉しいんだけど,とにかく暑い….

Jan 26 261匹目の羊はPCの熱暴走に困らされる

PCも飼い主に似る

ここ数日,Tekapoはとっても暑い.気温はおそらく25度~30度ほどだと思うのだが,とにかく日差しが強い.普段生活している部屋が西向きなので,午後になると西日がひじょうに強く入ってくる.NZで夏バテしそうなくらいだ.

その暑さのせいか,PCが熱暴走(というか勝手にシャットダウン)するようになってしまった.CPUをフルに使うような処理をしていると,画面の描画が遅くなったなあと思っているうちに「ファ~ン」という感じでお亡くなりになってしまう.ゲームをしているときなんか,特に腹が立つ.「せっかくいい調子で進んでいたのにー!」

僕もPCも暑さでフラフラ,夏真っ盛りのTekapo

夕焼け

夕焼け空 21時半ごろの西の空.最近は,デジカメのモードをいろいろ変えて写真を撮るようにしている.高級なデジカメではないとは言え,きちんと使いこなせば,それなりの写真も撮れるようになるはず.

Jan 25 260匹目の羊は受付に座る

``Hello, **'s speaking.''

会社の仕事は,星空ガイドだけではない.今日からはいよいよ受付にも座ることになった.

オフィスを直接訪れてくださるお客様に応対するのは,それほど大変ではない.拙い英語であっても,ちゃんと目を見てゆっくりとお話しすれば何とかなるからだ.問題は電話.たいていの場合はとても早口で,しかも声が聞き取りづらい.あまり何度も``Sorry?''と言うわけにもいかず,勘と推理力をフル動員して内容を把握し,単語をつないで受け答えする.こんなのが受付をやっていていいのだろうか?

多少のミスがあったものの,どうにかこうにか4時間の勤務終了.星空ガイド以上に,経験と慣れが必要そうだ.ちなみに,受付そのものはそんなに忙しいわけではないので,空いている時間には調べ物をしたりWebの仕事をしたりする.働いてるなー.

Jan 24 259匹目の羊は懐かしい地名を見つける

ふるさと?

フラットオーナーであるPtさんの現在の(3人目の)夫人は中国の方だ.なので,食料棚にはいろいろな中華食材が置いてある.自分たちの料理をする時に何気なく棚を見ていたら,ビンのふたに「岡山名産」と書かれていた.はて,岡山?中国なのに?そりゃまあ中国地方だけれども.さらによくよく読むと,「台湾」とも書かれている.台湾に岡山という地名があるってことかな?

調べてみた.台湾の高雄県に岡山鎮という地名があるらしい(出展:Wikipedia).カタカナで書くと「岡山 = カンシャン」となる.「鎮」というのは,広辞苑によれば「中国で一地方の中心となる町」のこと.どこだか知らないが,台湾に岡山があるのは間違いないようだ.そもそも,岡山という地名の由来は何だろう.日本も台湾も,同じ由来なのかもしれないな.

NZのフラットの食卓で,思いがけず出身地である岡山という文字を見つけたが,それは日本ではなくて台湾のことだった.ついでに,Wikipediaによる岡山県の解説.県花がモモとか,県鳥がキジとか,いいねえ.え?サンマルクって岡山に本社があるの?

Jan 23 258匹目の羊はオーロラを目撃する

光のカーテン

2度目のガイド.今日のお客様(日本語ツアー)は5名.人数が多いと,反応に温度差があったり聞こえなかった方のために解説を繰り返さなければいけなかったりして難しい.まだまだ慣れと勉強が必要だと痛感.

ツアー中,南の空が少し明るく,微かに緑っぽく見え始めた.「オーロラだよ」とHiさんに教えていただく.言われなければ全然気付かないところだった.このあたりでは,月に1度くらいは見られるらしい.今夜のものは淡く低空で輝いていただけだが,大規模なものでは頭の真上くらいまで広がることもあるそうだ.オーロラが出ると,星空ツアーは一転してオーロラツアーに変わってしまう.僕自身も,ガイドの仕事を中断して,オーロラに見入ってしまった.

人生初のオーロラは,写真で見るよりも薄かったが,写真で見るよりもずっと幻想的だった.またいつか,見られますように.

Jan 22 257匹目の羊はキレイな家にお邪魔する

1泊の料金は$175

カフェに行こうと道を歩いていたら,その道沿いに住んでいるKrさんに家の中から呼び止められた.「そこを歩いていくのは君たちかい?」はい,僕たちです.

KrさんはYrさんの妹さんで,つまり姉妹が揃ってTekapoに暮らしているということだ.ご自宅の2階は宿になっていて,観光客が泊まれるようになっている.その宿のWebサイトを僕が作る(リニューアルする)という約束があり,いつかお部屋や窓からの景色を写真に撮らせてくださいと言ってあったのだが,今日偶然捕まえられたので,まずは下見.

キレイなダイニング,日の光が差し込むバスルーム(もちろん湯船つき),床暖房にADSL,窓からはTekapo湖や善き羊飼いの教会が見える.なんて贅沢な.1泊$175も,納得の料金といったところか.住めるものなら住んでみたい.今住んでいるPtさんの家も,シャワーを除けば特に不満はないんだけど,こういうキレイなところを見てしまうとね.

散歩道からの風景

KrさんとBnさん(Krさんの夫君)にコーヒーをいただいたので,カフェに行くのは中止して,単なる散歩に予定変更.行ったことのない道をどんどん進む.

Mt. John 山の上にMt. John天文台.見えますか?

木の間から見えるTekapo湖 2本の木の間からTekapo湖.見えますか?

Jan 21 256匹目の羊は白昼にカノープスを見る

Mt. John天文台

Mt. John天文台 Tekapo湖のほとり,Mt. Johnという山の山頂に,Mt. John天文台がある.ここは,世界最南端(南緯44度)にある天文台で,光害の少なさや晴天率の高さを活かしてさまざまな観測,研究が行われている.2004年には,名古屋大学と共同で口径1.8mのMOA望遠鏡(写真左端のドーム)の運用を開始し,マイクロレンズ現象を観測して太陽系外の惑星などを探っている.

口径1m望遠鏡 Mt. John天文台には,MOA望遠鏡のほか,口径61cmの望遠鏡が2台(先の写真の左から2番目と右端のドーム)ある.また,少し離れたところに口径1mの望遠鏡(この写真)もある.

Tekapoの町 Mt. John山頂からTekapoの町.本当に小ぢんまりとしている.

昼間にカノープス

Mt. John天文台へ行ったのは,一昨日のインタビューの続きで,Hiさんが働いているところの写真を撮影するためだ.本来なら実際にツアーガイドをしている時に撮影するべきなんだろうけど,夜は写真が撮りにくい(観測の邪魔になるのでフラッシュが使えない)から,昼の時間に.先ほどの写真,右から2番目のドームに,星空ツアーで使っている40cmの望遠鏡が設置されているので,この中で簡易撮影会.

撮影後,ちょっとした思い付きで,40cm望遠鏡を使って昼間に星を見てみようということになる.こういう時,自動導入の望遠鏡は実に便利だ.リモコンでカノープスを呼び出すと,望遠鏡が自動的に動き出す.

数秒後,望遠鏡が停止.期待を込めてアイピースを覗き込んでみると…あった!青空の背景の中に,明るく輝く星が見える.さすが,全天で2番目に明るい星だけのことはあるな.

会社では昼にも天文台見学ツアーをやっているのだが,ちょっと集客に苦戦しているらしい.こういう,昼間に星を見ようという試みも面白いかもしれないね.単に星が見えるだけとはいえ,青空の中に星が見えるというのは新鮮な感動ではないだろうか.

Jan 20 255匹目の羊は$100札を手にする

cash out

先日の日記にも書いたとおり,TekapoにはATMがない.現金を手にするのに隣町まで行く(車がないから連れて行ってもらう)というのはあまり現実的ではないので,そうすると`cash out'という方法を使うことになる.

cash outとは,店で買い物をした際にレジから現金をもらって口座からお金を引き落とすシステムで,NZでは一般的に利用されている.「カードで現金を買う」という感覚かな.レジに入っているだけの金額しかもらえないので,運が悪いと高額のcash outはできないこともある.

数回先の家賃まで見越して,$300のcash out.そうして手にした現金$300に,$100札が2枚含まれていた.NZの紙幣は$5, 10, 20, 50, 100の5種類だが,これまでの生活で$100を見たことはあっても手にしたことはなかった.255日目にして,やっと,$100札が手元に.まあ,すぐになくなりますが.

サンマ

Hiさんのお家に借りていた物を返しに行ったら,運良く(悪く?)晩ご飯の時間にぶつかる.そのまま,お呼ばれ.

本当は1人1尾ずつあったサンマが,2人増えたせいで半切れずつに減ってしまった.さらに,予定外でチキンナゲットと白身魚フライを追加.ありがたいやらもうしわけないやら.

近々,お料理返しでお礼することに.助け合って,お世話になったりしたりして,楽しい生活が続いていく.

Jan 19 254匹目の羊はHiさんにインタビューする

へんてこインタビュー

Miさんのお仕事で,Hiさんにインタビュー.約束の時刻は12時だったのに,目が覚めて時計を見ると,すでに12時半だった.ごめんなさいごめんなさい.ご自宅にお伺いしてインタビューのはずが,「子供たちと一緒にカヤックに乗りに行くので,そこでやりましょうか.」は,はぁ….

キレイな池 カヤック2艘を載せたリヤカーを引っ張って未舗装の道をガタゴトと進み,近くの池に到着.水が澄んで美しい.お子様たちがカヤックに乗っている間,木陰でインタビュー.Hiさんが高校,大学を卒業してから,アメリカに渡ったりNZに来たりという話を聞かせていただいたあたりで,お子様たちが戻ってきた.「せっかくですから,ボートにでも乗ってきたらどうですか?」は,はぁ….取材に来ているのに,なぜかMiさんとゴムボートに乗るハメに.真っ直ぐは進めなかったけど,どうにかこうにか,池をぐるりと回ってきた.

さてボートから上がってくると,もう帰宅だという.というわけで,続きはHiさんのご自宅で.Hiさんのインタビューのはずなのに,ご夫人(以後Yrさん)が7割くらい話している感じ.話を聞いているぶんには面白いけど,インタビューが進まない.あれやこれやと脱線し,軌道修正し,晩ご飯までいただいて,およそ半日かけて取材終了.お疲れさまでした.

さて,これ,1200字でまとまるんだろうか.

お風呂

Hiさんのお家で,お風呂を使わせていただいた.湯船に浸かるのってNZに来てから初めてのことだから,およそ250日ぶりの湯船ってことになる.極楽~.

今後も,1回1人$1で使わせてくださるとのこと.こういうのって,安くてもいいからちゃんとお金を払うほうが,気兼ねしなくていいよね.あー嬉しい,お風呂万歳.

歓迎会

半日取材でクタクタになっているというのに,夜中1時ごろから飲み会に参加した.名目は,もうすぐTekapoを去るワーキングホリデーの人の送別会,兼,僕とMiさんの歓迎会.本当はもっと早くから始まっていたのだが,星空ツアーで働いている人たちと一緒に行ったのでこの時間というわけ.

Tekapoに住んでいる日本人はおよそ30人ほどらしいが,そのうち10人ほどが参加していた.日本のTVのビデオを見ながら,ビールを飲みワインを飲み,手作りのケーキを食べる.何て言うか,みんな若いなあ.

家に帰ったのは26時半.スタートが遅かったとはいえ,とんでもなく長い一日でした.

Jan 18 253匹目の羊は教会を訪れる

Church of the Good Shepherd

Church of the Good Shepherd(善き羊飼いの教会) Tekapo唯一の名所(は言い過ぎかもしれないが,数少ない見所の1つ)が,`Church of the Good Shepherd',日本語では「善き羊飼いの教会」である.石造りの教会で,結婚式にも使われることがあるのだとか.一応,ちゃんと教会としての機能も果たしていて,礼拝なども行われるらしい.

夕焼けのTekapo湖 教会の前から夕焼けの湖をパチリ.今日もキレイな空,キレイな湖でした.

Jan 17 252匹目の羊はATMを探す

ミスドとリカちゃんのコラボレーション

スケジュールンに引き続き,NZにいながらにしてミスドのグッズを手に入れようというお願い.たくさんドーナッツを食べそうな方は,ぜひよろしく.

2月5日までのミスドキャンペーンでは,ミスドとリカちゃんのコラボレーショングッズがもらえるらしい.ポイントを集めてもらえるバッグの他に,スクラッチのはずれを5枚集めて応募すると,ミスドの制服を着たオリジナルのリカちゃん人形が抽選で7000名に当たるのだとか.詳しくはキャンペーン情報のページをご覧くださいませ.

僕は特に欲しいわけではないが,妹の職場の人たちが欲しがっていて,「ミスドといえば兄」と思い当たったらしい.発想としては間違ってないな.日本にいたら,必要なくてもとりあえず応募していただろうし.

というわけで,妹の友達のためという,かなり遠回りなお願いですが,もし協力してくださる方がいらっしゃったら,どうぞよろしくです.

ATMのない町

TekapoにはATMがない.昔はあったらしいが,いつの間にかなくなってしまったとのこと.ATMがないということは,すなわち現金を手にする手段がひじょうに限られているということだ.

EFTPOSクレジットカードなどが大半の場面で使えるカード社会のこの国では,現金を持っている必要はあまりない.しかし,家賃の支払いが現金なので,どうしても毎週いくらかの現金が必要になってしまうのである.

隣町まで連れて行ってもらうか,店でcash outするか,さてどうしよう.

Jan 16 251匹目の羊は初めて星空をガイドする

Simple could be the Best for some Websites

オフィスワーク3日目.依然として受付ではなく,Webサイトのリニューアル.見難かったページの情報を整理して,適当に画像を加工して,デザインを少し変える.

オフィスにいた方数名に見ていただいたが,概ね好評だった.ありきたりなデザイン,レイアウトでも,ユーザにはじゅうぶん満足してもらえるということだろう.やっぱりこういうサイトは,情報の見易さが一番大事だと思う.

今のところ,決まった出勤時間というものがないので,適当に行って適当に帰る.うーん,何て気楽なお仕事なんでしょう.

今夜が初ガイドです

「今夜,日本語ツアーに参加されるお客様は1名だけですが,ガイドをやってみますか?」ということで,とうとう星空ツアーのガイドデビューを果たした.これまでにも,望遠鏡の側に立って天体の解説をしてきたことはあったが,加えて星空を説明するとなると,これはもう完全に初めて.何が難しいって,きちんと順番を考えたり難易度を調整したりしてストーリーを作らないといけないことだ.慌てて,解説しそうな天体や星座に関するネタをメモして持っていく.

日本語ツアーに参加してくださった,たった1人のお客さんは,ご年配の男性だった.今までに南半球の星空を見たことがあるかどうか,ご出身はどちらか,などの雑談もしつつ,南十字星の探し方を説明し,望遠鏡でJewel Boxやタランチュラ星雲などをご覧いただき,他の星座の見つけ方や天文学の初歩をお話しする.メモがあって大助かり.後半には,適当に冗談を言う余裕もできてきた.

そうして,あっという間に約2時間のツアー終了.順番がめちゃくちゃだったような気もするが,とても楽しんでいただけたようで,何度もお礼を言われた.反省点もたくさんあったけど,僕にとっても楽しい時間だった.もっともっと準備して,ストーリーも作って,練習もして,喜んでいただけるガイドになりたい.

それにしても,前の居酒屋バイトもそうだけど,対人の仕事ってできない(自分には向いていない)と思っていたのに案外できるものだな.自分で自分にびっくり.

Jan 15 250匹目の羊はNZ生活250日目を迎える

250日目 = 4日目

Tekapoへ引っ越してくるというのは,8か月間のNZ生活の中でMiさんと出会ったことに次ぐくらい大きいできごとだ.そうして,そのTekapoで,NZ生活250日目を迎えた.

これから先は,NZ生活というよりも,Tekapo生活という感覚になりそうな気がする.どれだけ充実した生活を送ることができるか,どれだけ会社に貢献できるか,どれだけ人生経験を積むことができるか,まだまだ楽しみは尽きない.

Jan 14 249匹目の羊はTekapoでの仕事を始める

フラットオーナーのPtさん

フラットオーナーのPtさんはとてもいい人だ.なかなか几帳面でキレイ好き,普段は大工さんだが,釣りやTekapo湖クルージングのガイドもしているらしい.今夜は僕たちを歓迎してバーベキューを作ってくれた.もう少し人が来るって聞いてたんだけど,結局僕ら3人しかいなかったのはなぜだ?

いい人なんだけど,今のご夫人は3人目で,先妻と先々妻との間にそれぞれ1人ずつ子供がいて,….まあつまり,パートナーとしてはダメなのかもしれない.けど,別にPtさんのパートナーになるわけじゃないしね.フラットオーナーとしては,いい人だと思う.

オフィスワーク開始

夜のガイドの仕事はまだ任されていないが,昼間のオフィスワークは今日からスタート.いずれは受付に座って電話を受けたり予約を取ったりするのだろうが,とりあえずはWebのお仕事から.

小さなオフィスで席がない.仕方がないので,休暇でアフリカ旅行中の偉い人の席をお借りした.新人のくせに,席だけは一人前.

Jan 13 248匹目の羊はNZの郵便を見直す

優秀な郵便屋さん

一昨日Aucklandから発送した荷物が,早くも届いた.たったの丸2日でこんな田舎まで届くとは,なんて優秀なんだろう.食器が少し壊れていたが,それは梱包が悪かったせいかな.とにかく,NZの郵便,とても偉い.

Tekapoの郵便は家までは届けてもらえず,各自が私書箱を持っている.僕たちは会社の私書箱を使わせていただくのだが,会社あてに7箱もダンボールが届き,話を聞いていなかったスタッフの方は慌てふためいたらしい.そりゃそうだ.

車がないので,またまたまたしても,Oさん改めHiさんに運んでいただいた.何から何まで,本当にお世話になります.

clear but windy night

引っ越してきて2日目,昨夜も今夜も,早速のように星空ツアーに参加させていただいている.ただし,まだ(お金を払わない)お客さんとして.2晩とも快晴.月があっても暗い星まで見えるというところに,ベースとなる空の暗さを感じる.

それにしても今夜は,猛烈に風が強かった.高度約1000mの山頂で近くに風を遮るものがなく,吹きっさらし状態.お客さんも随分と寒そうだった.この時期にこれほど強風なのは珍しいとか.そして,もっと風が強いと,小石が飛んでくるのだとか.さすがにそんな夜はツアーが中止になるらしい.

曇った夜や風が強い夜のために,スライドショーを整備しようという計画もある.星空ツアーのガイドだけでなく,スライドショーの画像編集やWEBサイト関連の仕事など,いろいろな面でお手伝いできるといいなあ.

Jan 12 247匹目の羊はヒンズー語でお礼を言う

ダンニャワード

いよいよ引っ越しの朝.トランクに残っていたものを詰め込み,バックパックもいっぱいに膨らませ,ひぃひぃ言いながらフラットを出て行く.

結構早い時間の旅立ちだったのだが,フラットオーナー夫婦は揃って見送ってくださった.「あなたたちの母国語では,ありがとうは何と言うのですか?」「(顔を見合わせて相談した後)ダンニャワード」「O.K., ダンニャワード!日本語では『ありがとう』です」「アリガト,サヨナラ」.

本当にいいフラット,フラットオーナーだった.あらためて,ダンニャワード.

Auckland空港にて

2人合わせて10kgの超過,$100の臨時出費.

毎回毎回ボディチェックに引っかかるので,今回はベルトを外してゲートを通過.人生初,ゲートの音を鳴らさずに通れた.こんな単純なことだったとは.

国際南極センター

定刻より20分ほど遅れて,雨のChristchurch空港に到着.バスの待ち時間を利用して,下見の時に見つけた国際南極センターを訪れた.空港から徒歩10分ほどの途上,人間の足跡(のペイント)に混じって,ところどころにペンギンの足跡が.芸が細かい.

雪上車 大きなアトラクションは2つ.1つは雪上車の試乗で,実際に雪の上を走るわけではないが,屋外に作られた専用のエリアを走り回る.急坂を登ったりクレバスを越えたり水中を走ったりと,なかなかスリリング.

摂氏-18度の世界 もう1つは南極の寒さを体験する部屋.常時-5度に保たれており,それだけでもじゅうぶん寒いのに,部屋の一角にwindchill(風速冷却装置)が置いてあって,ボタンを押すとその付近を-18度まで冷やしてくれる.さらに30分に1度,部屋全体を擬似嵐が襲うというオマケつき.嵐の間,みんな風に背を向けていたのが面白かったが,面白い以上に寒かった.

Tekapo生活スタート

18時半,無事にTekapoに到着.またOさんにお願いして,荷物をフラットまで運んでいただいた.ありがとうございます.

いよいよ今日から,星の美しい,自然の多い,田舎暮らしが始まります.

Jan 11 246匹目の羊は荷物を発送する

しめて$900

引っ越し前日,いよいよ荷物の発送.家ごと引っ越しというわけではないので,大型家電や家具などは一切ないが,それでも段ボールの数は相当なものだ.居酒屋バイトをしていた時に知り合ったシェフのHさん(同郷出身)が引っ越し業者も知っていらっしゃったので見積もりを出していただいたのだが,国内分の荷物だけで$2000,ムリですごめんなさい.すべて郵送することにした.

お昼過ぎ,Hさんにワゴン車でフラットまで来ていただいて,段ボールをすべて郵便局へ.引っ越し先へ送るものは7箱でおよそ$180で済んだのだが,日本に送り返すものが6箱でおよそ$720,軽く目眩がする.まあ,いずれにせよ帰国までのある時点で送るわけで,それが今なのか後になるかというだけのことだ.

前回の引っ越しも今回の引っ越しも,バイト先で知り合った方にたいへんお世話になった.本当にありがとうございました.今回,Hさんからは「郷土の名士になるまでお礼は待っています」とのお言葉をいただいた.それって,いつまで経ってもお礼ができないような気がしますが…ともかく,新天地で頑張ります,はい.

Jan 10 245匹目の羊は日焼け跡の皮をむく

本日のお買い上げ:電気ポット

$5.これで,売れるものはすべて売った(売れなかったものもあるけど).お買い上げ,ありがとうございましたー.

箱詰め開始

明日,送ることができる荷物はすべて発送してしまうので,荷物のパッキングを始める.もう読んでしまった本やCDは日本へ,当分使う予定のない服や日用品は引っ越し先へ.そもそも,そんなに荷物が多くないので,あっという間に終わってしまった.って前回の引っ越しと同じことを書いてるな.

洗面用品や台所用品については,ギリギリまで使うものなので,発送の直前に詰めるか,もしくはトランクに入れて直接持っていくか.箱が足りなくなったりトランクがとても重たくなってしまったりするハメにならないようにしたいけど,量の見極めって難しい.

日焼け跡

先月のクルージング見事に日焼けしたのは先日書いたとおりだが,それから10日ほど経った今日あたりから,とうとう腕の皮がむけ始めた.

わりとキレイに剥がれるのだが,あまり大きくないので,小さいのを何度も何度も剥がしていく.面倒でしかたない.中途半端に皮が剥がれた腕は,汚いというより無残な感じ.

Jan 09 244匹目の羊は食材を片付けていく

本日のお買い上げ:電子レンジ

$40.買った時と同じ値段で売れた.買ってくださったのは,おそらくフラットオーナーと思われる女性(とフラットメイトと思われる女性たち).お買い上げ,ありがとうございましたー.

残り日数との戦い

引っ越し3日前.そろそろ冷蔵庫の中も片付いてきたが,食材はまだ結構残っている.上手に使っていかないと,余っても足りなくなっても困るわけで,なかなか難しい.冷凍野菜にミンチに卵,牛乳,….過不足なく,使い切れるかなあ.

Jan 08 243匹目の羊はさらに所持品を売る

本日のお買い上げその1:テーブル

$7.50.さわやかなNZ人でした.お買い上げ,ありがとうございましたー.

本日のお買い上げその2:自転車

$132.これだけ高い金額だと,しっかり掃除したかいがあるというものだ.家族連れのNZ人でした.お買い上げ,ありがとうございましたー.

この自転車を前のフラットのオーナーから買った時の値段は$100.修理で少しは追加出費があったにせよ,買値よりも高く売れるなんてね.

Jan 07 242匹目の羊は自転車を磨く

本日のお買い上げ:鍋

2つで$6.お買い上げ,ありがとうございましたー.

錆び落とし

明日は自転車が売れる予定.金額が大きいものなので,万が一キャンセルなんてことにならないよう,売る前に念入りに掃除しておく.

埃を落とすのは簡単だけど,問題は雨ざらしにしていたために付いた錆び.台所にあった焦げ落としの研磨剤を使ってみたら,予想以上にキレイになった.ちょっと,売るのがもったいなくなってしまった.

Jan 06 241匹目の羊は湖の青さに見とれる

Lake TekapoとSouthern Alps

Lake TekapoとSouther Alps Tekapo湖の青色には,独特の美しさがある.この写真では全然表現しきれていないので,Miさんのブログ「おらこんなのはいやだ~」も併せてどうぞ(ついでに,MiさんがどのくらいTekapo行きを迷っているかも分かります).遠くに見える山々はSouthern Alpsで,やはりこの写真では全然見えないけれど,山頂の辺りは雪景色.昨日今日と,真夏とは思えないほど寒く感じるTekapo.ここまでSouthern Alpsの雪が降りてくるのは,そう遠くない将来のような気がする.

隣の朝ご飯

オフィスを訪れOさんとお話.「朝ご飯は?」「まだなんですよ」「じゃあ,うちに食べに来る?」ということで,突然Oさんの家を訪問することに.人が良過ぎです.

あまりに突然だったので,ご夫人はほぼノーメイク,ほぼ寝巻き.それでも迎え入れていただけるのが,Tekapoという土地柄なのか,あるいはOさんのご夫人だからなのか.ともかく,白いご飯に味噌汁,海苔と,日本らしい朝ご飯をいただきました.ごちそうさまです.

Christchurchの大聖堂

Oさんと1週間後の再会を約束してお別れ.再び3時間半バスに揺られてChristchurchに戻ってくる.昨日より長い,5時間以上をつぶさなければならない.ふえぇ.

Christchurchの大聖堂 ところでChristchurchは,10年前にNZ旅行をした際に最初に降り立ったところだ.空港で宿の手配をしてもらったのに紙をなくしてしまい,初日からトラブルだったんだよなあ.そんなトラブルもありながら,大聖堂を見学したり,ボートに乗ったり公園を散歩したりと,来たばかりで勝手が分からなかったにもかかわらず,随分と充実した過ごし方をしたような気がする.10年ぶりに見た大聖堂は,半月と仲良く並んでいた.

Jan 05 240匹目の羊は引っ越し先の下見に行く

Tekapo弾丸ツアー

引っ越し先のTekapoへ下見に.滞在時間わずか17時間(うち宿が12時間くらい),「それって下見って言うの?」と言われそうな予定だ.それもこれも,Tekapoへのバスがほとんどないせいである.

朝10時にAuckland空港を離陸して,Christchurch着が11時半ごろ.そして,Tekapo(を通ってQueenstown)へ向かうバスが15時発.ここの時間がすごくムダなのだ.まあ,少しはChristchurch観光もしたけど.

15時発のバスは,3時間半かけてTekapoに到着.長旅お疲れさまでした.

お世話になります

バスを降りて早速,新しい職場のオフィスへ挨拶に.しばらく待っていると,今回僕を誘ってくださったOさん(日本人)がいらっしゃった.ひじょうに温厚な印象の,優しそうな方だ.とても親切だし丁寧だし,プライベートでもビジネスでも,たくさんのパートナーができる方だろうなと思った.まだ何も始まっていないのに,一緒にお仕事ができることが楽しみで仕方ない.

続いて,Oさんの車で新居へ.Oさんの家の前,10年来のお友達だというPtさん(NZ人)の家の一室を貸していただくことに.Aucklandでのひじょうに快適で清潔な生活と比べると,…という部分があることは否めない.僕はまあ,好きで来るからいいんだけど,Miさんは相当ショックだったらしい.とはいえ,2人で週にたったの$120だし,Ptさんもいい人そうだし.そして何より,他に選択肢はないし,慣れるしかない.

災い転じて福となったか?

今夜いきなりPtさんの家に泊まるわけにもいかないので,夜は別の宿へ.先月からちゃんと予約してあったのに,あろうことかダブルブッキングで部屋がないと言われる.いや,ないと言われましても.

「だったらお金を返してくれれば」「それはできないんですよ」「じゃあどうしろと」「ドミトリーに泊まってもらうしか」「んなアホな」とか何とかやりとりした結果,「4人部屋を2人だけで使う」ということで決着.貴重な体験かどうかはともかく,何となく得した気分である.

Jan 04 239匹目の羊は最後のボランティアに行く

黒髪の一歩手前

散髪.Miさんの要望により,かなり髪の色を濃くした.

僕自身はいたって不本意だが,Miさんが「そのほうがいい」と言ってくれるので,この際自分の感情は無視する方向で.もしかしたら,そのうち気に入るかもしれないし.

Wagamama

散髪の帰り道,街をぶらぶら歩いていると,`wagamama'と書かれた看板を発見した.どうやらラーメン屋さんらしい.でも,ワガママ?

調べてみると,`wagamama'はイギリスを中心に世界のあちこちに店を出しているラーメン屋さんのようだ(NZ版のサイトはこっち).なかなか面白いネーミングセンス.もちろんその意味も分かっているんだろう.

ところで味だけど,ラーメンも餃子も,そこそこ美味しかった.ちょっと高いのが難点かな.

NZ vs Australia

ONE DAY NZ COULD BE PART OF AUSTRALIA. OH YAY. 「いつか,NZもオーストラリアの一部になるかも」.これはvodafoneの広告で,主たる意味は「NZの携帯がそのままオーストラリアでも使えるようになりますよ」もしくは「オーストラリアと同じようにNZの携帯も便利になりますよ」ということだろう.ただし,「NZという国がオーストラリアの一部になる」というジョークも,もちろん込められている.

オーストラリアに対抗意識を燃やす(反対にオーストラリアからは大して何とも思われていない)NZの人たちの感情を上手く煽っている広告だ.本当かどうかは知らないが,世の中にはNZがオーストラリアの一部だと信じている人もいるらしいし,笑い事じゃないのかもしれない.

最後のStardome天文台

Stardome天文台は今日から新年の営業開始.ということは,水曜日だからボランティアもあるわけだ.最後の挨拶も兼ねて自転車をこいで行ってみたが,お客さんはまばらだし曇っているし,他のボランティアの方も来ていない.結局,ボランティアせずに終わる.最後なのにー.

帰る間際,いつも受付にいたJさんと話す.最後まで僕の名前を間違っていたが,まあそれも,思い出.人事担当で僕がボランティアすることを許可してくれたAさんとも話す.「あなたがいつか戻ってきた時,きっと私はまだここにいるわ」.

最初のボランティアから約半年,何とかかんとか,今日まで勤め上げた.自分の双眼鏡を持っていったり,見せる天体を工夫してみたり,お客さんだけでなく他のスタッフとも話をしたり,自分でもよく頑張ったなあと思う.天文経験としても,人生経験としても,実に貴重な時間を過ごすことができた.Tekapoでの星空ツアーのお手伝いにも,きっと活かせるだろう.

本当にありがとうございました.またいつか,必ず遊びに来ます.双眼鏡を持って.

Jan 03 238匹目の羊はペンギンを見に行く

水族館&ペンギン

Aucklandも残り10日.次にここに戻ってくるのは,きっと早くても数年後だろうから,今のうちに行ける所に行っておこう.というわけで,`Antarctic Encounter & Underwater World'へ行ってきた.ムリに日本語にすると「南極体験と水中世界」くらいか.ちょうど10年前にNZを訪れた際,3週間強の日程のうちAucklandには2泊ほどしかいなかったが,その時にもここを訪れた記憶がある.当時ペンギンを見た覚えはあるのだが,水中探検はあったかなあ.すっかり忘れてしまった.

エイ 世界で2番目に南極点に到達した(帰途で消息を絶った)NZ人スコット探検隊の資料などを見学した後,まずは水族館へ.写真はエイ.係員がウエットスーツを着て水槽に入り餌付けをしているところも見られた.係員と遊んでいるかのように身体を寄せるエイは,魚とは思えない可愛さがある.

ハリセンボン 魚とは思えない可愛さ,その2:ハリセンボン.何ですかそのユーモラスな顔は.

ウツボ 魚とは思えない可愛さ,その3:ウツボの一種.ボデッとした体型,困ったような顔,どういう意図があってこういう進化を遂げたんだろうなあ.

眠るペンギンたち てんでバラバラのペンギンたち 水中トンネルからサメなどを見学し,続いてはペンギンワールドへ.雪上車を模した車に乗って,2種類のペンギンが住むエリアを一周.和むなあ.何周でもしたい.

Mission Bay

帰りはMission Bayまで足を延ばす.ParnellやPonsonbyと並びAucklandのオシャレな場所として有名なところで,なるほど,確かに雰囲気の良さそうなところだった.

お茶を飲んで,海岸と丘を散歩して,家に帰る.行ってないところもやっていないことも山ほどあるだろうけど,とりあえずこれで,Aucklandは終了かな.

Jan 02 237匹目の羊は日記をまとめ書きする

Day after New Year's Day

新年2日目は,ちゃんと祝日として休み.日本の場合,2日と3日は「カレンダー上は決まってないけど休み」のような気がするが,こっちでは決められた休みなのである.それにしても,名称がストレート過ぎると思う.

夏休みの宿題?

小中学校の頃,長期休暇の宿題はいつも,最後になって一気に仕上げるタイプだった.ちゃんと終わらせられず,中途半端に提出したことも何度もあった.もちろん,日記もまとめて.あれから20年近く経つが,全然成長してない.ここ数日,毎日のように3~5日分くらいずつ書いているが,まだ日記上では年が越せない状態だ.

写真とメモがあれば,ある程度のものは書けるけど,新鮮な感動や細かい描写,タイムリーさなどはどうしても失われてしまう.読む人にも申し訳ないし,自分としてももったいない.2006年は,何とかマメに更新できるようにしたいものである.

Jan 01 236匹目の羊は新年を迎える

A Happy New Year!

新年明けましておめでとうございます.今年もどうぞよろしくお願いいたします.

抱負とか大それたことは決めませんが,健康に1年を過ごせるように,皆様に対する感謝の心を忘れないように,くらいで.

新年の花火

新年の打ち上げ花火を見るために,昨日からCityへ.カウントダウンの数分前にSky Towerから外へ出ると,かつて見たことがないほどの人,人,人.そして車,車,車.NZにもこんなに人がいたんだなあ.

花火 新年を迎えた瞬間,Sky Towerから一斉に花火が打ち上がる.通りのあちこちから``Happy New Year!''の声が聞こえ,車はクラクションを鳴らし続ける.NZで一番暑い夜.

特別運行の深夜バスに乗って,帰宅したのは2時前だった.この時刻でも,日本ではまだまだ大晦日.当たり前なんだけど,ちょっと不思議.

いろいろ売ります

怠け者の節句働きとばかりに,正月の今日,引っ越しの準備を始めた.日本に送る荷物の手配,新しい家に送る荷物の仕分け,そして,不要なものの処分.

大きな荷物を抱えての引っ越しは大変だ.自転車,机,食器に電子レンジなど,売れそうなものはどんどん売っていこう.写真を撮り,日本人向け情報サイトやオークションサイトに掲載する.上手くいくかな,どうかな.